また、壊れそうになった。
彼とMさんが部室で一緒にいた。
隣に座っていた。
ふたりとも微笑んでいた。
もう、やめなきゃ。
戻ってるかもよ?あの人達。
みじめじゃん。

私にとって、運命の人じゃなかったんだよ。
ただ、それだけだよ。

あの人には、私よりも大事な人や物がたくさんあって、
私はいてもいなくてもあまり関係ないの。

どうして彼に執着するの?
自分のものにできなかったから?
あー、きっとそうだ。できなかったからだ。
私、ばかだなー。
いいじゃん、過去に何度も私のものだったんだから。
私達はもうとっくに終わってるんだよ。
これ以上執着することは、お互いの足を引っ張ることになるんだ。
あの人にはもう、別れの準備ができてる。
あとは私が彼を許して、解放してあげるだけ。

私がいなくても、彼の人生は問題なくまわる。
私は邪魔なくらい。

私だっていつまでもここにいるわけにはいかない。
今、つらくて悲しいのは仕方ないから。
あのとき戻ってしまった私のせいだから。
わかってて戻ったんだから。

自分のことも楽にしてあげよう。


こう思わなくてはやりきれない1日だった。

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