六条の御息所by源氏物語
2001年8月13日昼から夜まで、通しでバイトだった。
昨日まで旅行だったから疲れてるはずなんだけど、
かなりリフレッシュされたらしく、元気だった。
それに、忙しくしてれば彼のことを考える時間が減らせるしね。
朝、本屋に行ったらレディコミっぽい
源氏物語が売ってて思わず購入(笑)
結構激しいシーンとか多くて、
読んでるこっちが恥ずかしかった(汗)
それにしてもいつの時代も男女の仲の難しさは変わらないなぁ。
読んだことある人はもちろん、ない人も、
あらすじくらいは知ってると思う。
光る君と言われた「光源氏」の恋の遍歴のような物語。
平安時代は一夫多妻制が認められた時代だったから、
言ってしまえば男はやり放題、女は待つ身だった。
光源氏が本当に愛しているのは「藤壺の宮」ただひとり。
でも、藤壺は源氏にとって義理の母親。
よってふたりは結ばれない運命。
それでも一度だけ契ってしまい、不義の子薫が生まれる。
そんなこんなで藤壺を思いながら、埋められない寂しさを
埋められる人を求めて、源氏はたくさんの女と契る。
その女達のほとんどが源氏に夢中になっちゃって、
でも、源氏の心をひとりじめできる人は現れない。
だから、みんなすごーくせつなくて悩むの。
本当は自分ひとりを愛してほしいけど、できないから。
普通の人は、それでも源氏は身分も高いし、
なんといっても形容しがたい美貌の持ち主だったから、
ひとり占めしたいけど無理だと、諦めていた。
そんな中で六条の御息所という女性だけは、
源氏を愛しすぎるあまり、
生霊になって源氏と寝た女性を殺してしまう。
でも、そんな御息所も苦しんでて、
私を鬼にさせないでって叫んでた。
わかるんだ、御息所の気持ちが。
愛しても愛しても、愛する人が自分のものにならない苦しみ。
私も、彼を愛しすぎて狂気じみてた。
彼に愛されない自分が信じられなかった。
彼に愛されてなきゃ、自分が自分でなくなりそうだった。
でも、こういうときって、怖いオーラが出るよね。
だから追えば追うほど逃げていくんだよ。
今は平成の時代だし、彼は光源氏でもないけど、
私にとって彼は今、光源氏のように手の届かない存在になってしまった。
私も源氏に抱かれた名もない女達のように、
彼と出会えて一度は愛し合えたことを胸に、
彼のことを思い出にしていくほかないのかもしれない。
結局自分のことと重ねちゃったけど、
源氏物語って、現代の私達にもこれほど影響を与える、
不朽の名作だと思う。
千年以上も昔の人が書いたんだよ?
すごいよねぇ…。
昨日まで旅行だったから疲れてるはずなんだけど、
かなりリフレッシュされたらしく、元気だった。
それに、忙しくしてれば彼のことを考える時間が減らせるしね。
朝、本屋に行ったらレディコミっぽい
源氏物語が売ってて思わず購入(笑)
結構激しいシーンとか多くて、
読んでるこっちが恥ずかしかった(汗)
それにしてもいつの時代も男女の仲の難しさは変わらないなぁ。
読んだことある人はもちろん、ない人も、
あらすじくらいは知ってると思う。
光る君と言われた「光源氏」の恋の遍歴のような物語。
平安時代は一夫多妻制が認められた時代だったから、
言ってしまえば男はやり放題、女は待つ身だった。
光源氏が本当に愛しているのは「藤壺の宮」ただひとり。
でも、藤壺は源氏にとって義理の母親。
よってふたりは結ばれない運命。
それでも一度だけ契ってしまい、不義の子薫が生まれる。
そんなこんなで藤壺を思いながら、埋められない寂しさを
埋められる人を求めて、源氏はたくさんの女と契る。
その女達のほとんどが源氏に夢中になっちゃって、
でも、源氏の心をひとりじめできる人は現れない。
だから、みんなすごーくせつなくて悩むの。
本当は自分ひとりを愛してほしいけど、できないから。
普通の人は、それでも源氏は身分も高いし、
なんといっても形容しがたい美貌の持ち主だったから、
ひとり占めしたいけど無理だと、諦めていた。
そんな中で六条の御息所という女性だけは、
源氏を愛しすぎるあまり、
生霊になって源氏と寝た女性を殺してしまう。
でも、そんな御息所も苦しんでて、
私を鬼にさせないでって叫んでた。
わかるんだ、御息所の気持ちが。
愛しても愛しても、愛する人が自分のものにならない苦しみ。
私も、彼を愛しすぎて狂気じみてた。
彼に愛されない自分が信じられなかった。
彼に愛されてなきゃ、自分が自分でなくなりそうだった。
でも、こういうときって、怖いオーラが出るよね。
だから追えば追うほど逃げていくんだよ。
今は平成の時代だし、彼は光源氏でもないけど、
私にとって彼は今、光源氏のように手の届かない存在になってしまった。
私も源氏に抱かれた名もない女達のように、
彼と出会えて一度は愛し合えたことを胸に、
彼のことを思い出にしていくほかないのかもしれない。
結局自分のことと重ねちゃったけど、
源氏物語って、現代の私達にもこれほど影響を与える、
不朽の名作だと思う。
千年以上も昔の人が書いたんだよ?
すごいよねぇ…。
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